チョコの名門「GODIVA」の小話
GODIVAと言えば、チョコ。チョコと言えばGODIVA。
僕も生鮮コンビニに勤めていた頃、パートのおばちゃんからもらってビビったものだ。
(義理チョコ用のGODIVAがあるらしい)
そのGODIVAは日本事業を売却しようとして、一時色んな企業とで争奪戦が繰り広げられ、先日、売却先が決まった。
GODIVAのオーナーはベルギーじゃなくトルコ
GODIVAのオーナーはベルギーではなく、トルコ。10年ぐらい前に変わった。
以外と知らない人も多いらしい。
そしてデパートでバレンタインにチョコレートを贈ろう運動を必死にやっていた70年代前半からGODIVAのデパート店をやっていた片岡物産は数年前に契約終了。
すべてGODIVAの直営店になった。
しかし今、そのGODIVAの日本事業はアジア投資ファンドに売却された。
話をまとめると、ここ10年でGODIVAは
「オーナーはベルギーではなくトルコになり、チョコ黎明期からデパートを中心に展開していた企業とは契約終了、その日本事業ですらアジアの投資ファンドに丸ごと売った」
そのブランドが今後、「ベルギーの名門ブランドとして」日本に展開していく。
という形になる。
自分でIPを持たない代理店のブランドを育てるリスク
「自分でIP(知財)を持たない代理店が、必死こいてそのブランドを育てていく」というのは、たとえ何十年の取引があったとしてもリスクになった時代かもしれないね。
ただ個人的にビジネス的にはOKだとしても「ブランド」を武器に展開する企業として、それどうなの?とは思った。
競争社会とはいえ、あまりにもビターだ。